【運用保守】プログラミングでWebサイトを作り終わったあとに実施すること

エンジニア

Webサイトが作りたいので、プログラミングやってます。

プログラマーに転職したいので勉強しています。

いろいろな人がプログラミングをやっているかと思います。

Webサイトなどを作る!というところに目が向いているかと思います。

では、作られたあとWebサイトはどうなるのでしょう?

何をするのでしょうか。

一般的には、Webサイト等のシステムについて。

開発をする時間より、作り終わってからの実際に動かす時間のほうが長くなります。

これを運用保守と言いますが、その長い期間をどのように進められるかなどについてお話しします。

(ここではシステムだけではなく、システム全体の目標達成含めた内容も記載しています。)

運用保守

IT業界において、運用保守とはシステムを正常稼働させるために、管理や対応を行うことを言う。また問題が発生した際の迅速な対処なども含まれる。

作るということはとても楽しく、大切な作業になりますが、実際にWebサイトやシステムが役割を果たし始めるのは動き出してからです。

Webサイトなどのシステムが動きはじめてから行うこと

それでは、Webサイト等のシステム開発を作り終わった後のお話をしましょう。

まず、少しわかりやすい例として「ブログ」で考えてみましょう。

ブログの場合

ブログを開設するまでにはいくつかの作業が必要です。

  • ブログサービスへ登録
  • ブログのテーマ決め
  • ブログデザイン
  • ブログ設定・開設
  • アフィリエイト設定
  • SNS準備

などなどですね。

これが、Webサイトやシステムでいうと開発フェーズになります。

そして、最初の1記事目を投稿して、ブログを開設した時から、次の運用保守フェーズに入るイメージです。

運用保守フェーズではざっくり以下を行っていきますね。

  • ブログを定期的に更新
  • SNSを定期的に関連付けながら発信
  • PV等の数字のチェック
  • PV等の数字から記事の改善などを実施

そのブログの目的を達成するために、様々な作業をしていくかと思います。

では、Webサイトではどうでしょうか。

Webサイトの場合

Webサイトを開発して、公開しました。

一例ですが、以下のような作業が発生します。

  • PVのチェックや目標に合わせた数字のチェック
  • Webサイトへの宣伝などの対応
  • PV等の数値から、サイトコンテンツやデザインなどの改善
  • SEOなどに伴う定期的な改善
  • Webサイトの目的に合わせた、新規の画面開発、機能開発
  • サーバや、サイトが問題なく動いているかの監視
  • システム的なバグが見つかった場合、それの原因調査や修正対応
  • 利用しているソフトウェア等の脆弱性やEOLがあった際の対応

ただ、これら全ての作業は、そのWebサイトが何のために動いているか。

という目的のために実施されます。

簡単に作業内容のまとめ

ブログとWebサイトのを例にあげて話をしましたが、簡単にまとめると以下項目となります

No項目Webサイトでの具体例
システムの向上データ収集・検討Webサイトの場合PV等の数値をチェックして、それを伸ばすため、何をすべきか考える
改善対応・追加機能開発①の内容を開発したりする
システム監視Webサイトがちゃんと動いているかを確認する仕組み
障害対応Webサイトの動きに問題があった場合、原因確認して修正して復旧させる
システム保全対応SSL証明書更新、ソフトウェア等の脆弱性対応、EOL対応など

運用保守を考えて開発

話を戻して、開発フェーズについてお話します。

運用保守フェーズに入った時のことをしっかり考えたうえで、開発フェーズをどのように進めるかは、とても重要になります。

開発フェーズにて、目的のものを完成させるために作る。

という考えで進めるのではダメです。

運用保守フェーズのことも考えながら作っていくことが重要になります。

実際にWebサイトが動き始めたときのことを考えましょう。

動いているときに、負担にならないか、逆に便利にできないか。

というポイントを工夫しておきましょう。

具体的な例として簡単にいくつかサンプルを紹介します。

No内容
運用保守フェーズが始まった際に、定期的に変更が入るデータがあった場合に、開発の段階で、そのデータを、データベースに保持できるようにしておき、管理画面などから、簡易に変更可能なようにしておく。
Web画面がちゃんと問題なく表示されているか。定期的に確認できる監視機能を組み込んでおく。
万が一、データベースが止まってしまったことを考えて、別のデータベースを用意しておき、そちらへ自動で切り替える仕組みを準備しておく。
何か問題が発生した際に、原因をしっかりと調べることができ、システムを復旧できるように、ログに出力される情報をちゃんと決めておく。
またログをしっかり保存しておく仕組み。データベースのデータを定期的にバックアップを取る仕組み。

などなどです。

これらをどこまで考えて作っておけばよいか。

それは、そのWebサイトやシステムの目的や状況によって異なります。

ただ、開発フェーズの段階で準備しておけることはたくさんあります。

動き出した後に楽するために。

まとめ

プログラミングでWebサイトやシステムを作り終わったあとのお話。

その作ったものをどうやって動かしていくか。

それには何が必要か。

などのお話をしました。

具体的には、ブログやWebサイトの例で、何をしていくかをお話ししました。

そして、開発フェーズにて考えてやっておいたほうがいいことをお話ししました。

プログラミングをして作っているときには、たくさん作りたくなる気持ちはあります。

ただ、不要なものを作ってもシステムが重くなるだけ。。。不具合が増えるだけ。。。

そのシステムが何のためにあるのか、それを考えて、開発と運用保守を進めていく必要があるので、その軸がぶれないように進めていければと思います。

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