小学校からのプログラミング学習が必須となり、子供たちもコンピューターを当たり前に操作する時代が来ました。
そして、その子供たちは、これから本格的にコンピューターに触れて、プログラムの知識などを学んでいくことになります。
ただ、全ての親が、コンピュータやプログラムに関して詳しいわけではありません。
どのような方針で、子供たちに対してプログラミングの教育やコンピュータに対して接していけばよいのか、というところに悩んでる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、IT業界に長年携わり、エンジニア及びプログラマーの立場として、子どもたちのプログラミング教育やコンピュータへの関わり方の考え方について、お話をしていきます。
参考までに宜しくお願いします。
将来はプログラミングは更に重要になる
2020年、小学校においてプログラム教育が必須となりました。
将来に向けてプログラミングやITに関しての考え方を子供のうちからしっかりと学んでおくという動きが本格化しています。
日本のプログラミング教育については以下の記事にて詳細を記載していますので、ご参考までに。
その中で、子どもたちにプログラミングについて、具体的に何をどのように学ばせることが必要なのでしょうか。
今後、世界的にエンジニア不足が懸念されており、確実に日本の将来についてもエンジニアが不足をしてきます。
これは、将来エンジニアの価値が上がるということです。
また現在では、GAFAM（Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft）をはじめとした世界の大手企業については、 IT企業が名を連ねており、今後もITの分野は飛躍的に伸びていくでしょう。
従って、将来ますますプログラミングは外せない学問になってくるということになります。
そして今の子達が大人になった頃には、誰もが当たり前にコンピューターを扱うことができ、プログラミングを理解していることが前提になっている可能性もあります。
それに対し、子供たちには、プログラミングに対してこれからどのように接しいくことが望ましいかについてお話ししていきましょう。
将来、エンジニアの価値が上がる為、これからのプログラミング学習は重要になる。
プログラミングを「楽しむ」ことが大切
正直、プログラミングに関しては人により適正があります。
ただし、現在は、昔と比べてコンピューターが当たり前の社会になっています。
そして将来は更に、生活の一部になっているでしょう。
従って、まずは、子供の時にはプログラミングに対しては、楽しむことが重要です。
コンピュータは難しそうに見えます。
ただ生活いろいろな場面でもコンピュータは使われており、もちろん小学生でも充分に扱えるものも溢れかえっています。
まずは、コンピュータやプログラムに関して苦手意識を持たせないようにしましょう。
例えば、数学が苦手という方もいます。
これは本当に数学がわかった上で嫌いになっているわけではなくて、大半の人が数学は難しそうというイメージ（数学の中身までを理解せずに）で苦手意識が出ているかと思います。
ただ、大人になって数学の難しい公式などを利用することがない為、社会人としては問題なく生活ができます。
では、プログラムに関しては今後どうなるのでしょうか。
今後の社会ではプログラムの考え方については、当たり前に使えるスキルとなっている可能性が高くなります。従って、プログラムが苦手という状態で大人になってしまっては大きなマイナスとなる可能性があります。
そして、プログラミングに適正がある、興味があるという子どもたちについては、更に高度なプログラミング学習を行うことも可能です。
ただし、そうではない子どもたちに関しては、楽しむ、また楽しみを見つける。そして苦手意識をつけない。ということでプログラミングの学習を継続していけば良いかと考えています。
プログラミングは楽しむこと、苦手意識をつけないこと。
プログラミングともう１つ「ITリテラシー」について
プログラミングについては、まず子供たちに楽しんでもらうということをお話ししました。
そしてもう１つ大切なことがあります。
それは、ITリテラシーを最低限身につけておくということです。
ITリテラシーについては、コンピュータやインターネットなどの情報を使いこなす能力のことです。
プログラミングの知識ということも大切になってくるのですが、それを利用するコンピュータやインターネット全般の知識というものをしっかりとおさえておくことが大切です。
従って、このITリテラシーについては、親子で身につけておければ良いと考えています。
プログラミングを楽しむことと、もう１つITリテラシーについて身につけておく。
まとめ
今回は子供たちがプログラミングを学んでいく中で、どのように学習を進めれば良いかという内容にてお話をしてきました。
以下でした。
ITの進化というものはとても早いです。
我々の世代と、今の子どもたちの世代では、コンピュータの進化は大きな違いがあります。
そして社会や生活もその進化に引っ張られて大きく変化しています。
今ではスマホを持ち世界中とやりとりができることが当たり前です。
ただ、我々の子供の頃には、全く考えられなかった光景です。
そして子どもたちが大人になる頃には今では考えられない光景が広がっているでしょう。
その時代にしっかりとついていけるように、まずは子供たちに良いコンピュータの触れ方について教えてあげられればと思います。
以上です。
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