プログラミング学習については、様々な学習方法があります。
ただ、プログラミングについては、とても学習する範囲も広く、そして日々新しいことがアップデートされる分野になります。
このプログラミングの学習について、今回は効率よく幅広い範囲で学習をできるやり方について紹介致します。
今回、その学習方法の考え方として利用するのは「パレートの法則」というものになります。
この「パレートの法則」を利用した場合、どのような学習方法となるのか、またメリットはなにか。などについてお話をしていきます。
パレートの法則とは
今回、プログラミング学習の考え方の基とする「パレートの法則」について説明します。
パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則になります。
全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部が生み出しているという考えになります。
例えば以下のようなものです。
- 会社の売上の8割は、2割の社員が生み出している。
- 仕事のアウトプットの8割は、業務時間の2割からの成果である。
パレートの法則にてWEBプログラミングについての学習を行う場合
では、このパレートの法則をもとに Web プログラミングの学習についてお話をします。
Web プログラミングと一言でいってもいろいろな知識を身につけなければいけません。
大雑把に分類すると以下のような知識が必要となります。
- プログラミング・フレームワーク
- DB・SQL
- ミドルウェア・サーバー
広範囲の知識が必要とされ、初心者にはすぐに学習するにはとても厳しいかと思います。
実際のプログラマーにしても、何年もいろいろなシステムを経験しながら全体を把握していくという場合もあります。
では、このパレートの法則を当てはめて学習をした場合はどうでしょうか。
プログラミング言語(フレームワーク)について、これを100%理解する。ということはとても難しいでしょう。
またそこに近づくだけでも相当な時間を要することになるかと思います。
しかし、WEBプログラミング(特に自分がこれから開発を行おうとしているWEBサイト)に必要な要素を大枠掴むかたちで、学習そして、実際にプログラミングを進めるというやりかたであれば、どうでしょうか。
もちろん100%理解するよりかは、かなり少ない労力にて学習することは可能ですね。
プログラミング言語の書籍などの目次に記載している項目を全て網羅的に学習していくわけではなくて、実際に開発に必要な箇所を重点的に学習していくというスタイルです。
そうすることで、プログラミングの全体を網羅的に学習するわけではなくて、必要な部分を学習していく。
これが結果的に学習時間大幅な短縮、すなわち効率的な学習となります。
そして、この方法にて学習することで、WEBプログラミングで必要な広範囲に及ぶ知識のDB・SQL、ミドルウェア・サーバーについても同様に学習を進めていくのです。
また、最後に学習するもう一つのコツとして、プログラミングについては暗記はしないでください。
今の時代、必要な知識はすぐにインターネットにて調べ答えを見つけることができます。
更により良い効率的な学習の為、暗記を行わない学習を心がけてください。
詳細については以下の記事にて記載しています。
まとめ
今回は「パレートの法則」を利用したプログラミングの学習についてお話してきました。
内容は以下でしたね。
この記事の中でも記載していますが、プログラミング(システム)に関しての学習範囲というものはとても広く全てを深くまで理解していくことは難しいです。
また、そもそもですが、プログラミングを学習することは手段のはずです。
目的に沿った効率良いプログラミング学習をすることが最適です。
そして目的を達成するためのプログラミング学習を行う際に、今回の記事のお話が役に立てば幸いです。
以上です。
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