プログラマーがプログラミング以外のスキルとして重要なこと。
それはコミュニケーションスキルになります。
これはどこでもよく言われていることにはなるかと思います。
なぜコミュニケーションスキルが必要なのか。
また、どのような場面で必要なのか。
それらについてお話していきます。
内容としては以下です。
プログラム開発チーム内でのコミュニケーション
プログラミングをして開発を進めることは何人かのチームで行うことが多いです。
同じ開発で同じ目標に向かって、それぞれが役割を与えられて果たしていく。
しっかりと連携が取れていないとうまく回りません。
この連携をしっかりとれるかが、コミュニケーションになります。
チーム内メンバーで認識齟齬なくコミュニケーションをとれることがそのチームの強みになり、最終的に開発が成功する要因となります。
開発を進めていく中でいろいろなコミュニケーションがあります。
などなど。
また、数人のメンバーであれば意思疎通はとりやすいです。
ただ、大きな開発になると人数も増えます。
担当機能などにより、ロケーションや会社も違うこともあります。
そうなった場合、対面でのコミュニケーションは難しい場合が多いです。
そのため、電話や文字だけ(チャットや課題管理ツールなど)で意思疎通をしていかなければならない場面も多くでてきます。
文字だけで齟齬なくしっかりと相手に理解してもらう。
これがなかなか大変です。
ここでもコミュニケーション能力は試されます。
プログラマーが作る相手にしっかり伝わる資料作り
自分が作った機能だったりを今後の運用の為に資料として残しておく。
これはプログラマーの仕事の中でよくあることです。
機能だけではなくて、システム運用時に実施する作業内容をきちんと資料にしておく。
などもあります。
言葉で相手に伝えるのでは、わからない場合、相手からもすぐに質問が返ってきます。
そのため、意思疎通をしやすい、物事をズレなく伝えやすいです。
ただこの場合、誰かもわからない相手に対して、言葉ではなく資料で伝える。
しかも複雑な機能や運用ルールなどもある。
なかなか難しいコミュニケーションです。
文章をわかりやすく書くということもそうですが、間に図や表など、また実際のコマンドなどを入れて、わかりやすく記載しておくのがポイントですね。
あとは、誰が読むかわかりません。
プログラミングに詳しい人が読むかもしれません。
まったくプログラミング知識がない人が読むかもしれません。
そのため、誰が読んでもわかるように記載をしておく必要があります。
自分ではわかっていても相手はわからないことも多いです。
相手がわからないということを、わかるようにしてください。
その上で資料を書きましょう。
また、資料については、1度作ったらそれが最終版でないことが多いです。
要するに足りない部分、わかりにくい部分などを後から直せばよいのです。
それを何度も繰り返すことで、さらに相手にしっかりと理解してもらえる資料ができるでしょう。
プログラマーの資料作りに関しての詳細は以下の記事を参考にしてください。
プログラマーが取るべき顧客とのコミュニケーション
プログラミングで何かを作る際に、相手の要望に沿った内容の物を作るというお仕事があります。
それが多いかと思います。
要するに、顧客の作りたいものを、プログラミングで作るということです。
これは顧客が何が作りたいかをしっかりと話をしないと作ることができません。
実際にプログラムでものを作ってみないとわからない部分もたくさんあります。
その場合、顧客はどっちで作ってほしいんだろう。とそんな課題もたくさんでてきます。
都度しっかりと顧客とコミュニケーションをとることで顧客の意思に沿った内容で作っていくのです。
また、顧客はシステムの知識がないことが多いです。
プログラミングでは当たり前のことをちゃんと理解してもらえるように説明しなければなりません。
特に顧客の要望を断る場合などはそうです。
なぜできないのか。その理由についてプログラマーの当たり前ではなくて、誰にでもわかるように説明をしなければなりません。
まとめ
プログラマーがコミュニケーションを必要とする3つの場面についてお話してきました。
以下でしたね。
自分で理解していたとしても、それを相手にしっかりと伝えること。
また、相手が何を伝えたいかをしっかり解釈すること。
これがプログラマーの業務にとって頻繁に出てくることで、とても大切なことです。
逆にコミュニケーションがしっかりできるプログラマーはとても優秀です。
コミュニケーションのコストがかからないためですね。
この記事の内容をしっかりと意識しながら、プログラマーとして進んでもらえればと思います。
以上です。
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