同じ動きをするプログラムを作ったとしても、プログラミングコードを書く人によって書き方は違います。
じゃあ、どういうプログラムコードが良いといえるのでしょう。
一般的に良いコードといわれるのは、可読性が高いコードです。
要するに読みやすいコードになります。
それは自分で見ても、他の人が見てもすぐに何をしているかがわかるコードです。
コンピュータに指示をあたえ実行させるために作成された命令やデータのこと。
良いコードという点にて、いくつかポイントがあるので、以下で説明していきます。
良いプログラムコードについて4つのポイント
良いコードとは何?
良いコードとは「読みやすいコード」ということでした。
こちらの意味を中心に、良いコードのポイントを4つ説明します。
読みやすいコード
上でも書きましたが、だれが見ても何が書いてあるかすぐにわかるコード。
これが一番良いコードと言えます。
複雑な機能を少ない行で記述。
確かにすごいのですが、読みにくいです。
それよりも行数は少し増えたとしても、何の処理をしているかが、読み解きやすい書き方にしておくべきです。
コメントを適切に書く
プログラムコード内にはコメントがかけます。
プログラムコードの中で、人が覚えとして書かれた注釈のこと。この記述部分については、他のプログラムコードと違いコンピュータは処理をしない。
このコメントを、プログラム内には適切にしっかりと書いておく。
これが重要になります。
「読みやすいコード」を、コメントでさらにパワーアップさせるのです。
ここで何の処理をしているか、言葉で記載しておけば、なおわかりやすいですね。
このコメント記載のポイントとしては、プログラム(各処理)の概要や意味を記載する。
ということがとても重要です。
名前の決め方
プログラムを書く際には、いろいろなものに名前を付けます。
ファイル名、ディレクトリ名、変数名、関数名、などなど。
それぞれの名前を付ける際には、長すぎず、その意味がわかる名前を付けることが重要です。
また、その名前のルールをプログラム全体で統一することが大切です。
複数人のメンバーが関わるプログラミングなどでは、一般的に名前を決めるルール(命名基規則)が定められています。
それに沿って、みんなが統一されたルールにで、名前を付けるため、プログラムが読みやすくなります。
重複する記述を避ける
プログラム内の同じ動きをする処理が複数存在する場合、プログラム内の記述は、1つにまとめましょう。
これは読みやすさという面よりも、メンテナンス性という意味が強くなります。
例えば、その処理にバグがあり修正を行わないといけなくなった場合。
プログラム内に複数その処理を記述している箇所があれば、すべて書き換えないといけなくなります。
ただ1か所にまとめて書いておけば、その1か所を修正するだけで良いというわけです。
また、書き換えて修正するというだけではなく、その動きの確認(試験)についても、1つの機能だけで終わります。
良いプログラミングコードを身につける方法
良いコードのポイントはわかった。
ただ自分で書くときにどうすれば?
と考えるかと思います。
この「良いコード」を書けるようになる方法は、いろいろあります。
ただ一番おすすめなのは、ずばり以下です。
ですね。
プログラミングが上手な人は、やはり「良いコード」を書きます。
読みやすいコード、メンテナンス性の高いコード。
それがプログラムコードとして、とてもに扱いやすいことをわかっているからです。
その人たちが書いたコードを読みましょう。
それがWEBで公開されているものでもいいです、Gitなどのものでもいいです。
また周りに仲間や、先輩がいるなら、その人たちが書いたものでも良いです。
読みましょう。
そして、それをパクりましょう。
丸パクリは問題になるかもなんで、参考にさせていただきましょう(訂正)
まったく同じものを作るというのであれば、自分なりのエッセンスを追加するのも良いかもしれません。
もちろん、より読みやすいコードになるようにできれば良いですね。
また、少し違った機能を作りたいというのであれば、大枠の仕組みだけ参考にするとか、ポイントを参考にするなどして、自分の作る機能に良いところを取り入れていきましょう。
読んで、書く。
これが一番身につく方法になります。
まとめ
より良いプログラミングコードは何か。
それは「読みやすいコード」でした。
さらに以下のポイントもありました。
また、その良いプログラミングコードを書けるようになるためには、どうすれば良いか。
それは、
でした。
プログラミングコードは、作って動いて終わりではありません。
動き始めてからが、本当に良いプログラミングコードと言えるかがわかります。
みんながパクッてくれるような、良いプログラミングコードを書けるようになれればと思います。
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