プログラマーとして新入社員一年目。
会社に入り働いていく中で、悩みがいくつも出てきます。
その悩みの中の1つが残業が多いというものです。
日本企業は残業する文化があるため、どうしても日本企業で働く場合には避けては通れないものになります。
もちろん定時になったらプライベートを優先して帰る。
という選択肢が取れないとおかしいのですが、会社や業務状況によっては厳しいかと思います。
それはあなた1人の問題というわけではなく、日本の企業文化や、会社の文化、またチームの雰囲気などによって大きく変わってくることです。
その残業が発生する本質は何なのかについてお話ししていきます。
内容としては以下です。
プログラマーの残業はなぜ発生するのか?
プログラマーの作業時間はあらかじめ計画されているものです。
要するに、ある開発を行う際に、どのくらい作業時間がかかるかは計画の段階で見えているのです。
その計画自体は基本的に残業はなしで考えられています。
そのため基本的には残業時間は発生はしないです。
したがって、残業時間が発生してしまうのかその要因の一つに計画の甘さがあります。
計画時に、それぞれの開発時間がどのくらいかかるかの見積もりの甘さがあった。
そして、通常の勤務時間内では作業がおさめきれずに溢れてしまった。
という事です。
プロジェクトの計画を立てるのは、そもそもプログラマーではありません。
したがって、プログラマーのあなたのせいで残業が増えたということではないですね。
まだ、新人プログラマーに関しては、ベテランプログラマーよりも作業スピード遅いのは当然です。
また、ミスもベテランプログラマーより多いでしょう。
新人プログラマーを開発に入れるのであれば、それをわかった上で計画は立てられないとおかしいですね。
結果、あなたが新人で力不足だから。
という事で時間を多くかけてしまうことに対して、申し訳なく思う気持ちは必要ありません。
全てのプログラマーの1年目がそうだからです。
それを会社や上司は分かったうえで入社してプロジェクトに配属しているのです。
普通に頑張ってもらえれば問題ないです。
したがって残業時間が増えることに関しては、全てがあなたのせいというわけではないですね。
上司や計画を立てたリーダーの責任というものは必ずあります。
その中でどれだけチームを助けれるか。要するに成長するか。が期待されているのです。
チームとしてのプログラム開発
開発というものはチームプレーになります。
(チームで開発を行う場合です。)
その為、自分一人が大きなストレスを抱えて残業することはありません。
会社がチームプレーを重視するのであればなおさらそうです。
自分の仕事がもし終わっていない、遅れているのであれば、他のメンバーが協力してそれを助けるべきです。
それがうまくできていないチームは、良いチームとは言えないですね。
それが機能していないチームは、チームリーダーがそのあたりをうまくコントロールして負担のあるメンバーの負荷を下げるようにしていく責任があります。
プログラム開発での残業が発生しやすいタイミング
長い開発のスケジュールの中で、どうしても忙しい時期と、忙しくない時期というものはわかれます。
特に納期が近くなると忙しくなるのはよくあることです。
従って、長いスケジュールの中でどうしても残業時間がかたよってしまうことはあります。
また、理想は全てが計画通りに動いて、毎日定時に帰れること。
なのですが開発というものは、予想外のことが起こります。
どんなにトラブルに対して準備をしておいたとしても、全てを防ぎきることはとても難しいです。
トラブル発生の際には、チームで協力して解決する。
ということが正しい進め方にはなりますが、その際には残業は発生してしまう可能性はあります。
まとめ
プログラマーに関しての残業についてまとめる以下です。
基本的な考えとしては開発計画がしっかりたてられているのであれば、定常的な残業は発生はしません。
計画通り進むことで、定時に帰れる時間として設計されているからです。
とはいえ、長い開発の中で残業の多くなりそうな時期、またトラブルや予期せぬ課題の発生の為の残業はどうしても発生します。
ただし、それはあなた一人で残業して解決しようという問題ではなく、チーム全員で取り組むべきです。
それがチームプレーというものでした。
最後にひとつ大切なお話です。
会社はあくまでもあなたの人生を豊かにする一つの道具にしか過ぎません。
その道具があなたの人生に対して負担をかけてしまうことがあっては駄目です。
あなたの人生をより良くするための道具にしか過ぎないからです。
そのことを忘れないようにしてください。
会社はあなた自身が成長する場でもあります。
あなたの人生の大切な時間を会社に無償提供する場所ではありません。
以上です。
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