プログラミングを行う際に、論理的に物事を考えられることはとても重要です。
そして、もちろん、プログラミングなどの分野だけでなく、他の仕事、または生活においても論理的に考えられることは大きな力となります。
今回は、その論理的に考える「ロジカルシンキング」について、日々の生活の中で意識をしながら鍛えていく方法について、お話をしていきます。
ロジカルシンキングとは、上記の通り論理的思考と言われます。
情報を体系的に整理して矛盾なく導くことができる思考法のことです。
この能力が向上することで、仕事の質、また生活面においても大きなメリットがあるでしょう。
それではお話していきましょう。
ロジカルシンキングの能力を向上することで得られるメリット
まず初めに、ロジカルシンキングができた場合に得られるメリットについてお話しましょう。
ロジカルシンキングとは上記の通りですが、情報を体系的に整理して、矛盾なく導くことができる思考法です。
その為、情報を扱う業務や普段の生活においても大きな力になります。
(逆に情報を扱わない作業は、あまりありませんね。)
何か問題を解決する際にも、様々な情報を集めて分析して判断をしていきます。
これらについても情報を整理することができて、矛盾なくすすめることができれば解決していくでしょう。
また、人と会話をする際、これもお互いに情報をやりとりしますね。
相手に伝えたいことを正確に伝えること。
相手の言っていることを正確に理解すること。
お互いに矛盾なく有益な情報の交換ができること。
堅い書き方になりますが、友達や家族との会話の中でも、もちろんこれらは成り立つ話となります。
そして、プログラミング。
プログラミングは情報の塊です。
そしてコンピュータは矛盾を嫌います。
従って、しっかりとロジックが成り立ってなければ、プログラムを作ることはできませんね。
これらの考え方はプログラミングにも適応できるということです。
ロジカルシンキングを鍛えることで、仕事や生活の様々な面にてメリットを得る事が可能。
ロジカルシンキングを生活の中で鍛える方法
では、このロジカルシンキングの力を、日々の生活の中でどのようにすれば鍛えることが可能になるのでしょうか。
それは、普段の会話や物事を自分で考える際に、事実と事実でないものを分けるということを意識をすることが大切です。
世の中、仕事や生活の様々な場面に情報は溢れています。
会社の人たち、友達、家族との会話。
スマホから得る事ができるニュースや、Web上での情報。
テレビや、娯楽から得る事のできる情報。
この中には、事実と事実でないものが混ざっている状態です。
これを同じ基準で比較してしまうと正確な判断は出来ません。
まずは、事実と事実でないものをしっかりと区別することを意識しましょう。
とても基本的なことにはなりますが、情報の整理としてはとても大切になってきます。
例えば「Aという商品が今月は300個ほど売れています。来月は400個売れると考えられます。」
この話があった場合、
「今月300個売れている」これは事実になりますね。
「来月400個売れる」これはあくまでも人の意見でしかなく事実ではありません。
このようにしっかりと自分の頭でこの区別を行い、次の自分の考えを作ることが大切になってきます。
もちろん、現実な上記の例のようにシンプルではなく、もっと複雑な情報が入り交ざっている状態です。
その中で、事実と事実でないものを区別することを意識して、それができるようになっていくことが、情報の整理を行う力となります。
そしてそれが、ロジカルシンキングの能力向上に繋がるということです。
事実と事実でない情報を区別して、それをもとに次の考えに進めること。
まとめ
今回は日々の生活の中でロジカルシンキングの能力を向上させるための方法をお話してきました。
内容は以下でした。
プログラミングを行うことは、どうしても論理的な思考が求められます。
ただその考え方自体は、プログラミング以外においてもとても有効に利用可能です。
それがロジカルシンキングということでした。
従って、ロジカルシンキングの能力を高めておくことは、人生の様々な場面にてメリットとなります。
このロジカルシンキングの能力を向上させ、プログラミングだけではなく、人生全てに有効に利用していけるようにできれば良いと考えています。
以上です。
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