7月28日に日本の自民党が中国で開発されたスマートフォンのアプリケーションの利用を制限する。
ということを日本政府に提言する方針であるというニュースが流れました。
これはIT関係者、またスマートフォンを利用している人にとって大きなニュースです。
有名なアプリでは「TikTok」などがありますね。
今回はこちらの中国製アプリの制限についてお話してきます。
内容は以下です。
中国で開発されたアプリの制限についての経緯
今回の中国製アプリの制限のお話の経緯としては、アメリカやインドが安全保障上の問題より中国製のアプリについて規制に出たのを受けて、日本政府としても同様の動きとして出た形になります。
簡単に言うと、アプリから個人情報が中国政府に流れている可能性がある。
それを防ぐため、中国で作られたアプリは利用制限をかけましょう。
というお話です。
それを国レベルで実施しようとしてるのです。
日本としては、日本人の個人情報が中国政府へ流れる可能性を防ぐ。
という目的で、日本でのアプリ利用について、中国製アプリに制限をかけましょう。ということです。
中国で開発されたアプリの一覧
では、そもそも中国製のアプリとはどのようなものがあるのでしょうか。
先日インドでは、中国製のアプリを禁止しました。
その制限されたアプリの一覧が以下となります。
各国の状況について
日本だけではなくて各国でも同様の動きとなっております。
以下、現在(2020/7/28)各国の状況です。
インドについては既に中国製のアプリを禁止としています。
インド | 中国製アプリを59種類を禁止 |
アメリカ | 中国製アプリの使用を禁止することを検討中 |
オーストラリア | 中国製アプリの使用を禁止することを検討中 |
EU | 中国製アプリについて調査中 |
まとめ
日本のアプリ利用に関する大きなニュースについてお伝えしました。
内容は以下でした。
便利なアプリであれば世界共通で使うことができれば良い。
という理想はありますが、なかなかその通りにはいかないですね。
今後も各国の政治の動きなどに影響されて、各国のアプリケーションの規制が入る可能性があるかもしれません。
いつ他の国のアプリケーション利用が禁止されるかもわかりません。
逆に日本製のアプリケーション(我々が開発するアプリ)が、海外では使えなくなるかもしれません。
IT業界の方、エンジニアの方は、このニュースをどう捉えてどう動くかが問われます。
このような規制に関して、逆にここをビジネスチャンスと捉えることも可能です。
技術力の力をつけていくことも大切ですが、IT業界のニュースなどにも敏感になり、エンジニアとしてどう立ち振る舞うかが重要になってきます。
制限が入るということは、それだけ世の中が不便に変わるということです。
その不便を解決できる力がアプリにはあります。
今後の動向をしっかりとウォッチしながら、どう行動するかですね。
以上です。
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