自分が考えているアイデアなどをアウトプットしていくことの重要性について、今回はお話をしていきます。
人はみんな、日々、頭の中では、沢山の発想や悩みなど自分の考えを持っています。
そしてその考えが、現実の世界で、課題の解決だったり、新しいものを生み出したりする為に利用されていきます。
ただ、現実の世界で考えを利用するには、頭の中からアウトプットをしてあげる必要があります。
アウトプットとは、言葉で発することもあれば、文章や絵にして表現することもあります。
ちなみに今回のアウトプットは、文字や絵などにして、電子データや紙に書き起こしたものとして進めていきます。
そして今回お話することの内容としては、以前に自分がツイートした以下のつぶやきをベースにしてお話をしていきます。
アウトプットすると意識ズレを防ぐ事ができる
自分の考えているアイデアや、課題などを他人に共有する場合について考えてみます。
例えば自分のアイデアをもとに、チームメンバーと一緒にWebサイトを構築していく際、アウトプットをするということがとても大切になります。
理由としては意識のズレをなくす為です。
作りたいWebサイトのイメージを喋って相手に伝えるだけでは、その言葉で聞き手としては色々な想像をします。
そのため聞き手ごとに違うWebサイトのイメージができるでしょう。
それは自分が伝えたいイメージとはズレが発生しますし、複数人のチームメンバーと意識をあわせることができません。
この意識ズレをできるだけなくしていくためには、文章として伝えること以外にも、Web サイトの絵や図などを利用して、自分のアイデアをアウトプットして伝えることが大切になってきます。
それをさらに詳細化していったものが、ワイヤーフレームや設計書になっていくわけです。
アウトプットの粒度を細くすればするほど、意識ズレは無くなっていきますが、自分の頭にあるアイデアベースのものを、まずチームメンバーに共有する。という意味ではそこまで詳細化する必要はないかと考えています。
このレベル感は、どういう場面で人にどのように伝えたいかによって変わってくると思います。
ですが肝心なことは、自分のイメージを伝える際に、相手にできるだけ意識ズレなく伝える為に文字や絵、図を利用して解決していくというところになります。
頭の中の考えを文字や絵・図にしてアウトプットすることで、複数人へ伝える際にも意識ズレをなくすことができる
アウトプットすると矛盾や課題に不足に気づく事ができる
自分の頭の中で考えていることを文字や絵・図に起こしていくこと。
これは、曖昧な情報(頭の中)を取り出して、明確な情報(文字や絵・図)に変換していくことになります。
頭の中の曖昧な情報のままでは、矛盾している部分や、不足している部分があります。
これは頭の中だけで考えている時には気づかないものも多くあります。
ただ、その状態を明確にしていくわけですから、その矛盾点や不足点がはっきりとわかってきます。
これがアウトプットの2つ目のポイントです。
このアウトプットをもとに、実際に行動に移す際には、矛盾点や不足点を抱えたままでは、どこかで行き詰まってしまいます。
従って、ここでしっかりと文字や絵・図に起こすことで、その課題をできるだけ取り除くのです。
また、矛盾点や不足点以外にもアウトプットすることで、全体を整理することができます。
頭の中だけでは、全体を俯瞰してイメージすることが難しいです。
アウトプットして、全体を俯瞰できることで、様々な角度からそのアイデアを自分自身で確認することができ整理することができるでしょう。
情報が整理されて矛盾点や不足点に気づくことができる
アウトプットする事で情報を記録する事ができる
人間はアイデアを思いついたら、頭で多くのことを考えます。
そしていろいろと発想が広がっていくでしょう。
ただ、時間が過ぎると、頭の中の記憶は薄くなり、忘れられます。
それを防ぐためにもアウトプットをしておくと良いでしょう。
頭で考えたタイミングにて、文字や絵・図にしてアウトプットしておく。
そして、どのような考えなのかを、第3者がみた時にもわかるように記載しておく。
これを行っていれば、後で自分が見返した時に、そのアイデアを覚えていなくとも、その内容を理解することができるでしょう。
時間が経って忘れられる情報を明確に残しておくことができる
まとめ
今回はアウトプットを行うことの大切さについてお話をしてきました。
内容としては以下でした。
頭の中だけで考えていることをしっかりとアウトプットすることのメリットがあることが理解いただけたかと思います。
人間は、仕事している時とは全く関係のないことをしている時に、仕事のアイデアを思いついたりなど、全く別のことをしている時に閃くことがよくあります。
その際に、すぐにその情報をアウトプットできる状態にしておかねばなりません。
(仕事をしていない為、放置しておくと、仕事をする際には全く覚えていないということにもなってしまいます。)
従って、いつでも簡単にアウトプット(メモを取る)などができる準備(今であればスマホのメモ機能などでしょうか)を有効活用することで、24時間自分のアイデアを逃さないようにしておく環境とその癖をつけることが大切になってきます。
以上です。
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