【初心者】WEBサイトの仕組みについてわかりやすく解説

情報と知識

毎日皆さんが見ているWEBサイト。

プログラミングで作られているWEBサイト。

これがどのような仕組みで動いているかについてわかりやすくお話しします。

この内容を読んでいただければ、WEBサイトの動きの概要がつかめるはずです。

お話する内容は以下です。

インターネットの中のWEBサイト

WEBサイトとは、みなさんがスマホやパソコンのブラウザで見ているインターネット上の情報になります。

ブラウザ

インターネット上のWEBサイトの情報を表示するためのソフトウェア。
有名なブラウザは「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Internet Explorer」「Firefox」「Safari」など。

WEBサイトは、企業や団体などが作ったり、個人でも簡単に作ることができます。

また、インターネットの中にはいろいろな情報が流れています。

  • WEBサイト
  • 動画配信
  • 電子メール
  • インターネット電話 音声通信
  • ファイル転送

などなど。

その中の一つがWEBサイトの情報になります。

クライアントとサーバの関係性について

次に、クライアントがどこからWEBサイトの情報を持ってきて表示しているかについてお話します。

クライアント

ここでは、WEBサイトを見る皆さんのスマホやPCだと考えてもらえればOKです。

サーバーには、WEBサイトの情報(プログラムで作られたWEBアプリケーションや、WEBサイトで表示されている画像などのファイル)が配置されています。

サーバー

ネットワークの中で、クライアントとデータをやり取りするコンピュータ。

ここでは、WEBサイトの情報が置いてあるコンピュータと考えてください。

クライアントは、スマホやPCを利用して、インターネットを通し、自分が見たいWEBサイトの情報が配置されているサーバーへアクセスします。

するとWEBサーバは、クライアントに対して、WEBサイトの情報をインターネットを通じて返してあげるのです。

クライアントへ返されたデータは、WEBサイトを見ている皆さんのスマホやPC上に表示されるという仕組みになっています。

WEBサイトの情報を持っているサーバについて

では、次に具体的にサーバーの中について確認していきます。

サーバーの中には、種類の違うサーバーがいくつも存在しています。

ここのサーバー構成については、いろいろな構成パターンがありますが、ここではシンプルなパターンで説明をします。

WEBサイトのサーバー構成については、大きくWEBサーバーと DBサーバーの2つに分かれます。

WEBサーバー

WEBサーバーは、WEBサイトの情報をクライアントへ送ってあげるコンピューターだと思ってください。

このWEBサーバーではOSが動いており、その中でWEBサーバソフトウェアや、プログラムが動いていたり、コンテンツファイルが配置されていたりします。

OS

オペレーティングシステム(Operating System, OS)のこと。

コンピュータを動かすための基本ソフトウェアとなり、このOSがベースとなって、PCやスマホの中で、アプリが動いていたり、キーボードやマウスが操作できたりする。

サーバで利用されているOSは、LinuxというOSがメジャーです。

まず、WEBサーバーに対して、クライアントからアクセスがあった際に、WEBサーバーソフトウェアがそのアクセスを受け取ります。そして、その後ろにいるプログラムがWEB画面を作り、クライアントが求めているWEBサイトの情報を返してあげます。

WEBサーバーソフトウェア

WEBサーバへのリクエストに対して情報を返してあげる役割をしています。

有名なWEBサーバーソフトウェアは「Apache」や「Nginx」というものです。

そしてプログラムですが役割としては、クライアントからアクセスがあった際に、返してあげるWEBサイトの情報(ページ)の中に、どのような条件の時に、文字や画像を返してあげるか、作られているルールの通りに返してあげます。

このルールを決めて動かすようにすることをプログラミングと言います

PHPやRubyなどで、プログラミングをしてWEBサイトを作ろう!というときには、ここのルールの部分を作ることをいいます。

コンテンツファイルとは HTML や CSS ファイル画像ファイルまたは音声ファイル動画ファイルなどのことで、 WEB サイトに表示されるファイルのことを言いますこれもWEBサーバの中に配置しておきます。

DBサーバー

DB (データベース)サーバーとはDB(データベース)が動いているサーバになります。

DB(データベース)

データベースとは様々なデータを保存したり参照したり更新したりできるデータの大きな入れ物だと思ってください。

データベースに関しては、有名なところで言うと Oracle、MySQL、Microsoft SQL Server、PostgreSQLなどがあります。

DBサーバーも、 Web サーバーと同じで OS が入っていて、その上でデータベースが動いています。

またこのデータベースは、WEBサーバのプログラムから、データの読み出し、書き込み、更新、削除などを行います。

WEBサイトの画面上にデータベースの情報を表示させたいときには、データを読みだしを行います。

クライアントから入力情報が送られてきて、データベースに保存したいときには、データベースへ書き込みを行います。

まとめ

皆さんが見ているWEBサイトが、どのような仕組みになっているかを解説してきました。

見たいページをスマホの画面で操作した際に、インターネットを通り、サーバに欲しいWEBサイトを要求して、データベース等にもアクセスをして情報をプログラムで作り、クライアントへ返す。

まだまだ、概要レベルの説明にはなりますが、こちらの内容をしっかり理解して今後もっと詳細な仕組みの理解へつなげていくようにしましょう。

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