Webサイトを作りたい。
こんなWebサイトがあったらとても良いと思う。
でも、プログラミングができない。苦手。
一生懸命、頑張って、勉強して、作ろう!!!
と思っている方、ごめんなさい。
今回は「目的」と「手段」を履き違えないようにするという内容です。
結論からいうと、
目的「作りたいWebサイト」がある場合は、自分がプログラミングをするよりも、もっと良い手段で、目的を達成する方法があるのでは?ということです。
もちろん、それが最短でより良い手段の場合は、プログラミング学習を選択してくださいね。
では、具体的なお話をしていきましょう。
目的を達成するための手段決め
ブログを投稿できるような「Webサイト」を作りたい。
そんな思いがあり、でも自分にはプログラミングの知識がない。苦手だ。。
じゃあ、プログラミングの勉強をして、自分の作りたい「Webサイト」を作ろう!
このような考え方があると思います。
ここで「目的」と「手段」について整理すると、
となります。
これで一生懸命プログラミングの勉強を始めてる。
いろいろな苦労をして、プログラミングの知識や経験がたまり、自分の技術のできる範囲で妥協はあり、時間もかかったけど、なんとかWebサイトを作ることができた。
プログラミングを勉強しながら、1から作っていくことはとても大変で、時間もかかり、おそらくイメージしたものを100%実現していくことは難しいかと思います。
ただ、プログラミングの知識や経験は大きく身について、今後にも活かされてくるでしょう。
と、ただ、この手段は正しかったでしょうか。
もともと、プログラミングの知識や経験を身につけることが目的だったわけではありません。
極端な話、プログラミングの知識や経験は、なくても良かったのです。
当初の「目的」を達成できれば良かったのですから。
この「手段」という部分をできるだけ、低コストで、最短で考えることが重要です。
もともと、あなたはプログラミングの知識がなくて苦手ということでした。
であれば、自分がプログラミング勉強してWebサイトを作るという手段はダメです。
本来は、あなたが得意とする手段で攻めるべきです。
例えばあなたは営業が得意だったとします。
その場合、Webサイトの営業は担当するが、プログラミングで構築する人は別の得意な人とチームを組むべきです。
逆に、プログラミングは得意だけど、作りたいWebサイトのイメージもないし、営業も苦手。。。という人もいます。
そのような人とチームを組むことができれば、お互いに強みを生かして、弱点を補いながら、目的を実現することができます。
目的を中心におくことが大切
重要なポイントとしては「手段」についてです。
その目的を達成するには、手段は無数にある場合が多いです。
目的達成のために、どの手段を選択するのか。
これが大切です。
間違った手段を選択してしまうと、「手段」と「目的」がぐちゃぐちゃになってしまうことがあります。
この方法だと、実現できないから、変更しよう。みたいなことですね。
上記の例でいうと、以下でした。
ただ、プログラミングを学習して進めていくうちに、投稿機能をプログラミングすることが難しいことがわかり「投稿はなしにしよう」など、手段に引っ張られていく可能性があります。
それは、当初の目的からずれてきますね。
作っていく過程にて、本来の目的と照らし合わせて修正していくのであればよいのですが、「手段」側に引っ張られて「目的」がズレることは良くありません。
手段を中心ととらえて変化していくのでは、「目的」と「手段」を履き違えていることになります。
まとめ
「目的」と「手段」についてお話してきました。
Webサイトを作りたい。
と「目的」に思っている人が、プログラミングの勉強をしてWebサイトを作ろう。
という「手段」が本当に正しいか。
それは、手段が本当に最適なのかを考えたうえで判断しましょう。
という内容でしたね。
もちろん、プログラミング学習だけを見たときに、メリットはたくさんあります。
なので、それを否定するわけではありません。
プログラミング学習をしつつ、Webサイトを作りたいというのも1つありだからです。
その場合は、目的が2つになりますね。
また、今回はWebサイト作成にて、お話をしてきましたが、この「目的」と「手段」の関係は、あらゆるところで出てきます。
仕事でも生活でもです。
どこまで意識しているか、どこまでそれに対して行動できているか。で、また大きく結果は変わってくるでしょう。
より良い目的達成ができるために、皆さんも考えるようにしてみてください。
以上です。
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