さて、プログラミング学習をはじめるため、何を準備しよう。
何を決めておかないと進めないか。
このあたりの疑問を解決するため、第1歩の踏み出し方として、決めておくべきことをお話しします。
それは以下になります。
プログラミング学習をする目的って何?
最初に、これからプログラミングを勉強して最終的になにを作りたいか、何を目指したいかの目標設定をしましょう。
この目的がはっきりしていないと、学習していく道が決められず、ちゃんとしたステップアップを進めることができません。
例えば、
「AIを作りたい」ということであれば、AI開発に強い「Python」というプログラミング言語を学習してくことになります。
「iPhoneのアプリを作りたい」ということであれば、PCはMacでないと開発ができないため、Macの準備が必要になります。
まずは、何のために、自分はプログラミングを学習するのか?
という目的をはっきりさせましょう。
どのプログラミング言語を学習するべきか
「学習する目的」を決めたことにより、次はどのプログラミング言語を学習するかを決めていきましょう。
プログラミング言語にはいろいろな指標があります。
などなど。
その中で一番適したプログラミング言語を選びましょう。
なんとなくで選んでしまうと、学習の途中でつまづいた際に、プログラミング言語選びが間違ってた!みたいなことになるかもしれません。
そうならないように、その言語が適正だったという理由も理解したうえで決定しましょう。
2020年、人気がある言語で、上に書いた「むずかしさ」「用途/得意分野」を簡単な表にしたものが以下になります。
言語 | むずかしさ | 主な用途/得意分野 |
---|---|---|
Java | ★★★ | Androidアプリ、大規模Webサイト、システム開発 |
Swift | ★★★ | スマホアプリ(iOS) |
PHP | ★★ | Webサイト |
Ruby | ★★ | Webサイト |
JavaScript | ★★ | Webサイト(画面側) |
C# | ★★★ | Windows向けアプリ |
Python | ★★ | AI |
以下については、プログラム言語とは少し違うのですが、Webサイトを作るうえでは必ず必要となるため記載しておきます。
言語 | むずかしさ | 主な用途/得意分野 |
---|---|---|
HTML | ★ | WEBサイト(画面構造) |
CSS | ★ | WEBサイト(画面スタイルデザイン) |
人気のプログラミング言語については、以下の記事で解説していますので、気になる方はどうぞ。
結論としては、以下を選択することで大きな間違えはないです。
また、エンジニアに転職をする際には、Webサイト作成のプログラム言語が使えることでとても有利になるでしょう。
パソコンの選び方
プログラミングをするにはパソコンが必要になります。
では、どのようなパソコンを準備すればよいか。
基本的には、最近のパソコンであれば、どれでも大丈夫です。
高スペックなパソコンでなくても、プログラミングを学習することは問題ありません。
次に、「Windows」と「Mac」どちらがよいかということもあります。
こちらについては、スマホアプリ(iOS)の開発についてはMacでないとできません。
また、現在、日本でプログラマーが会社にて業務利用しているOSについては、Windowsが大半かと思われます。
(厳密にいうと、WindowsPCが業務用に準備されますが、そこからLinuxサーバへ入っての作業も多いですが、、、)
初心者のうちは、スマホアプリ(iOS)であれば、Macのみ。
他の開発であれば、WindowsでもMacでもどちらでも可能と覚えておけば大丈夫です。
あとは、ノートパソコン、デスクトップパソコンどちらがいいか。
プログラミングをやるなら、デスクトップパソコンがおすすめです。
それは、ディスプレイが大きい・広い、マウス、キーボードが使いやすい。
ということが利点として挙げられます。
(もちろんノートパソコンにそれぞれ外部接続した場合は、ノートでも大丈夫ですが)
プログラミングをするうえでは、たくさんのウインドウを開いて作業をすることがあるため、画面は広いほうが圧倒的に使いやすいです。
また、マウス、キーボードは、ずっと触って操作をしていないといけない機器となるため、使いやすく疲れないものがおすすめです。
プログラミングの学習方法
では、どのような方法でプログラミングを学習していくかを紹介します。
大きく3種類の学習方法について説明します。
書籍
本を片手に、パソコンにてプログラムを書きながら、学習していく方法です。
自分が学びたいプログラム言語に関する入門書については、本屋にいけばたくさん並んでいます。
読みやすい、学習しやすい本を選び、進めていきましょう。
まず最初は、以下のポイントを押さえた本がおすすめです。
基本的なことが網羅できているという点に関しては、入門書であればどれも問題ないかと思います。
次にサンプルプログラムですが、やはり実際に自分でプログラムを書いて、修正して、動くことを確認。
これが一番身に付きます。
したがってサンプルプログラムでそれがたくさん試せる本が望ましいです。
Webサイト・オンライン
Webサイトで学習していくという方法です。
こちらも様々なサイトが存在します。
まずは本と同じですが、「基本的なことが網羅できる」というサイトを見つけて進めていくことがよいです。
その中でサンプルプログラムについては、他のサイトから探してきてもよいと思います。
Web全体をうまく活用しながら、自分が学びやすい情報を探して進めていきましょう。
PHPの学習であれば、googleにて「PHP 入門」と検索すれば、たくさんのサイトが出てくるはずです。
また、最近では、動画で丁寧に手順通り教えてくれるサイトもあります。
実際にプログラミングを書いているところを見せてくれながら説明してくれるため、
とてもおすすめな学習方法となります。
プログラミングスクール
最後、プログラミングスクールでの学習です。
こちらは、ある意味、お金を払う分、上記2件と比べるとダントツに学習パワーはあります。
独学にはない「スクールの教えるノウハウ」+「課題をスクールが解決・助ける」
という構図になっているため、覚えやすく、挫折しにくいという仕組み内容です。
ただお金がかかるため、どのくらい本気でプログラミングを学習したいかの気持ち次第にはなるかと思います。
まとめ
プログラミング学習の第1歩の踏み出し方について、説明してきました。
学習していくうえで、挫折しないため、目標を見失わないためにも、
しっかりと準備をしてから、実際にプログラムを学習する、書いていくという順番で進めていきましょう。
まとめると準備手順としては以下でした。
何よりも楽しみながら学習することが一番です。
最初に考えた目標に向かって頑張りましょう。
コメント